【野鳥観測_とり高15】石の上にも
こんにちは。鳥アイズです。ようやく本当の梅雨明けでしょう感。空の色を見れば分かるような。青さが違う、6月の空の色と7月の空の色はどこか違う。今朝は昨日の疲労感を若干抱え込みながらもなるべくの日陰を探しながらテクテクと散策路を歩むのでした。
森林感のある場所からはあまり聞きなれない鳥声が木霊する。大きなものから小さなもの、そして風の音位のものまで、鳥声は変幻自在だなあと思うのでした。
声色は聞こえどその姿をとらえる事ができずにテクテク散策は続くのでした。ふうー、にしても暑い陽射しがいつしか全身を包み込む感。
2時間テクテクしたけど今朝は思う様な観測成らず。流石に熱中症は回避しないと次のテクテクも出来なくなってしまう。身体が資本とは良く言ったもので、体調を整えよう、整えよう。座ろう、座ろう、河のそばに日陰がある処に座ろう。
とりあえず、鳥に会えず、鳥eyes!
河原の石が目の前にあるけど日陰はここしか無さそうだ。ビックリするほど涼しい日陰はイイネ!
耳を澄ませばせっかちなセッカさんや、コンピューターのようなコチドリさんの話し声が風に乗って聴こえてきます。それはそれで心地良いので日陰の風に癒されます。癒されます。イヤ?その声は?ッチーチーって声が耳を掠める。まさか?こんな処にね。
心地良いけどここの河には石しかないし!
ッチーチーって声かけてくるのはどなた様
石の山ですよーイッシッシ笑
いー?たーですな
まさか、まさかの遭遇です!
『石の上にもカワセミ』とは、はじめて聴きました。
梅雨が明けると強烈な陽射しで石の上も熱くなるのですね。日陰の石の上にはカワセミとは、よく出来た光景でしょうか。今日のとり高はこれでOK!
いや、ちょっと待ってくださいよ!
この日陰に来る前までにカメラに鳥溜めた今朝の写真見返そう。
石の上?ですよね
カルカメ
こっちは電線の上?
枝の上
なんの上?どこにいるんだそこは
小さすぎるしそのカマ。
こっちまたどこの上
ほんとの梅雨明けの空の色はやっぱりいい!
青さが違う!さあ、気温が上昇する前に帰ろう。テクテク家に帰ります。
空を見上げていると世界は広いことを実感するのでした。空から見ると疲労感なんて小さな石みたいなものなのかなと。疲労感が石ならば世界には自分以外の疲労感がたくさんあるのですね。みんなの疲労感。そんな疲労感の上に。『石の上にも疲労感の上にもカワセミ』とまるのですね。ありがとうございました。